2010.9.15(wed)
昨日から開催中の「河井寛次郎ー生誕120年記念展ー」にお邪魔してまいりました。
日本近代陶芸に大きな足跡を残した陶芸家「河井寛次郎(1890-1966)」。
民芸運動推進者の中で、最も好きな三人(黒田辰秋・河井寛次郎・濱田庄司)の
うちの一人。
全ての作品から溢れ出してくる強さ、そして美しさ。
一目見ただけで金縛りになったように動けなくなる。
私にとっては宇宙的存在だ。陶芸だけでなく木彫や書。そして哲学的一面。
何一つとして敵うものなし。
河井寛次郎をはじめ、棟方志功、濱田庄司、バーナード・リーチの作品から
朝鮮時代の諸工芸、日本の木工・金工と極上の所蔵品が並ぶ。
この展覧会は、絶対に逃してはなりません!
放心状態で、西館(旧柳宗悦邸)へ。
心和む木の香りを感じながら、久し振りに見る柳宗理先生のお部屋。
そして新設された柳兼子の部屋。
柳先生のお宅にあったピアノがこのお部屋に戻ってまいりました。
柳宗悦の書斎にある黒田辰秋の机と久し振りの対面。
美しい扉の彫刻から離れられない・・・。
「河井寛次郎ー生誕120年記念展ー」
2010.9.14(tue)~11.23(tue)
10:00-17:00
月曜休館(祝日の際は開館で翌日休館。)
※西館公開日・・・会期中の第2水曜・第2土曜・第3水曜・第3土曜