2010.7.24(sat)
世界最大の花(正確には世界一大きな花序。世界一はラフレシア・アーノルディ)
「
ショクダイオオコンニャク(スマトラオオコンニャク Amorphophallus titanum)」
インドネシアはスマトラ島原産。現在は絶滅危惧種に指定されております。
一年に一回位大きな葉を一枚出しながら地下の芋に栄養を与え成長して行きます。
(葉は高さ6mにもなり、芋は大きなものでなんと80㎏にもなるそう!)
その芋が十分に大きくなると葉が枯れてしばらくすると花が出てまいります。
そのショクダイオオコンニャクの花が小石川植物園で19年振りに開花したという。
小石川植物園は、サトイモ科の研究が盛んであるため株があるが
今回の開花は1991年以来のことだそうで(この開花は日本で初めてのことでした。)
93年に植えられた種だそう。となるとこの開花は17年の月日を経て咲いた花。
その異様な姿、腐った肉の匂いがする芳香、開花後たった2日しかもたない花・・・。
全てにおいて奇想天外な花。
早速、観させていただきました!

「小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園)」
東京都文京区白山3-7-1
03-3814-0138
9:00~16:30(入園は16時まで。月曜休園)
中学生以上330円、小学生110円
※ショクダイオオコンニャク見学時は開園が早まることあり(本日は7:00でした。)
詳しくはhttp://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/をご覧下さいませ。